大量に廃棄されてしまうお花たち
「ロスフラワー」「廃棄花問題」などの言葉は聞いたことがありますでしょうか?
コロナ禍による相次ぐイベントの中止等により注目されるようになった問題です。
もともと流通的な課題もあり、花屋さんでは約2~3割のお花が日常的に廃棄されてしまっていると言われています。
また、会場装飾や結婚式で使用される装飾用のお花は、短い役目を終えるとそのまま廃棄されてしまいます。
もちろん、花屋も結婚式場も決して廃棄するのは本意ではありません。しかし用途が無く、廃棄せざるをえないため廃棄が起きてしまっているのです。
こうした問題に関して、私達でも何か出来ることはないかと思い取り組みをはじめました。

廃棄花再利用の取り組みをスタート
廃棄花の回収を進めていくべく都内の結婚式場様にお話したところ、
「自分たちもお花を廃棄することに罪悪感を感じているのでぜひ協力させてほしいです。
施工予定の新郎新婦さまにも本取り組みを紹介したところ、”ぜひお願いしたい。使用後の廃棄に関する罪悪感から解放された”と喜ばれてましたよ。」と仰ってくださいました。

取り組み内容ご紹介
回収した廃棄花は、私達の工房で1本1本丁寧に乾燥させています。乾燥の仕方によりその後の綺麗さに大きく影響するため自分たちで責任をもって対応しています。
乾燥後は各製品化を行います。
お花により向き不向きがあるため、お花ごとに用途を分けています。
たとえば大ぶりなバラなど、豪華でインパクトがあるお花はPOPUPストア用のノベルティに活用し、
小さいお花はそのままコーティングしてフラワーアクセサリーするといった感じです。
アクセサリー作家様との提携を進めており、プロの手でアクセサリー製品化を行い式場様から新郎新婦様へご提供できるサイクルも行っています。



今後のビジョン
まずはお花の用途を広げていきたいと思っています。
各分野のプロと連携し、高品質の商品を制作しお花の色んな楽しみ方を作り、そうした多様な商品を取り扱うマーケットへと拡大していきます。

SHOPにおける販売やOEMなど、ご紹介した内容以外にも、色んな可能性を模索しております。ご興味を持って頂ける方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください!!